第50章 秋の風物詩開催!
翔「ヤダヤダ!ぜーーーったい嫌だ!」
和「何一人だけワガママ言ってるんですか翔兄さん!男でしょ!覚悟決めなさい!」
翔「男だから嫌だって言ってるんだ!」
…さっきからこれの繰り返しなんだよな…
潤「聞いた所によると、一般参加者と俺達とで、どっちが綺麗に女装出来るかを競うんだって」
翔「なら智くんと和也だけで充分だろ!」
智「またそんな事言って…」
雅「えー?面白そうじゃない。やろうよ翔ちゃん」
翔「…へ?」
恐らく翔くんは雅紀が止めてくれるって思ったんだろうな…
目を丸くして驚いてるよ
雅「俺、女装とかした事ないからやってみたい!潤は?」
潤「そうだな…俺もやってみたいかな…和、化粧とかしてくれるんだろ?」
和「うん、やるよ」
智「さて…どうする?翔くん。やらないって騒いでるの翔くんだけだよ?」
すると覚悟を決めたのか(あるいはヤケクソで)
翔「解ったよ!やるよ!」
そう言い放った
智「じゃあ、早速準備にかかるか」
雅「更衣室どこ?」
潤「向こうだって。衣装とかも用意してくれてるって」
和「ほら、翔兄さん行きますよ」
翔「うー…嫌だよー…恥ずかしいよー…」
一人諦めの悪い翔くんを引きずる様に連行し、更衣室に向かった
…しかし、何で翔くんそんなに恥ずかしがるんだ?
女装したらかなり綺麗なのに…
…もしかして、翔くん一人でも良いんじゃないか?