第50章 秋の風物詩開催!
「それではお待ちかね!大野ご兄弟に登場していただきましょう!どうぞー!」
雅「こんにちはー!」
雅紀を先頭に皆でステージに上がり(翔くんは、ほぼ無理矢理)中央まで行くと…
「きゃーーーッ!!」
…今まで1番歓声があがっていた…
「おー…これはやはり、かなり完成度が高いですねー…」
智「あはは、ありがとうございます」
「いやいや、本当に皆さんお綺麗ですよー…これは他の参加者は厳しい勝負になりそうですよー。では、会場にいる皆様、お手持ちの投票用紙に良かった人の番号を書いて、投票箱に入れて下さい。結果はお楽しみ会の後に発表します」
会場の人が投票している間、俺達はその様子を舞台上から見ていた
その時、何人かが写真を撮りに舞台に近付いてきていた
潤「翔兄さん…何時まで隠れてるの?」
翔「…写真に写りたくないんだよ…」
いい加減諦めれば良いのに…
和「もう手遅れですよ?翔兄さん。舞台袖からも何枚か撮られてますから」
翔「気付いてたなら止めろよ!」
和「何でです?面白いのに…」
…そんな事言うのお前だけだよな…
そうこうしていたら…
「さて!ただ今よりお楽しみ会を行いまーす!」
お楽しみが始まり、受付の時に配られた番号を読み上げ、当たった人に俺達で景品を渡していった
…ほとんどの人が俺達と写真を撮りたがってたがな…
そして女装の結果は…
「ダントツで大野ご兄弟の勝利でーす!」
…主催者の思惑通りにいってしまった…