第3章 ハロウィンの前は…
和「雅紀兄さんに褒められても嬉しくないですよ」
智「でもホントに似合ってるな和也…」
…あれ?潤は何も反応なし?
不思議に思った俺は潤の方を向くと、何故か口元を押さえたまま下を向いていた
雅「潤…どうした?」
潤「…ヤバい…可愛すぎる…」
あー…顔真っ赤にして…
そんな潤の反応を他所に、和は翔ちゃんとなにやら言い合っていた
和「ほら翔兄さん早く!」
翔「嫌だってば!ハズいだろ!」
和「私だって女装したんですから!」
翔「お前はしょっちゅうしてるから今さらだろ!」
雅「…何揉めてるの?2人とも…」
翔「あっ雅紀!和也止め…うわっ!」
翔ちゃんが俺に助けを求めてきた一瞬の隙に和が翔ちゃんの頭に何かを着けた
雅「翔ちゃん…それ…」
翔「バカっ!見るな!」
翔ちゃんの頭には黒猫の耳が着いていた