• テキストサイズ

同じ屋根の下で【気象系BL】

第39章 番外編~記憶がなくても…貴方に会いたい~


翔「やっ、止めろ!離せっ!」

「このっ…暴れるなよ!」

<バキッ!>

翔「ぐっ…!」

「大人しくしてりゃ気持ち良くしてやるよ!」

冗談じゃない!

誰が大人しくやられるか!

俺は身体を激しく動かしながら思い切り抵抗していた…が…

<バキッ!バキッ!>

翔「うっ…くっ…」

暴れれば暴れるほど、男達は俺の身体中を殴り付けてきた

翔「やっ!誰か…」

…俺…知ってる…この感覚…この恐怖…

あの時も身体中を何度も殴り続けられ…

そして身体を無理矢理開かされて…中に…

そんな中でずっと誰かの事を呼んでいた…

ずっと…ずっ…と…

翔「いや…嫌だーーーっ!」

「えっ!?」

「な、何だ!?」

翔「嫌ーーーっ!助けて!雅紀!雅紀ーーーっ!」

お願い!助けて雅紀っ!

翔「雅紀ーーーっ!」

<バタン!>

将「海人ーーーっ!」

「えっ!や、ヤバい!」

甲「おいこら!お前らこんな所で何してやがる!」

「逃げるぞ!」

<バタバタ…>

将「海人!大丈夫か海人!」

翔「いや!いや!雅紀!雅紀ー!」

将「海人!俺だよ!将希だよ!しっかりしろ!」

翔「いやっ…あっ…ま…さき…?」

将「そうだよ…大丈夫か?」

雅紀…?この人は…

翔「ち…がう…」

将「…え?」

翔「違う…雅紀じゃない…雅紀…どこ?雅紀…ま…さ…」

将「か、海人!」

雅紀…どこにいるの…?

会いたい…雅紀…

/ 465ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp