第28章 思わぬ贈り物?
翔「ななな、何なんだよっ!これ一体全体どうなって…!」
当たり前だけど、翔ちゃんは突然の事に慌てまくっていた(半分泣きそうになってた…可愛いけど…)
潤「し、翔兄さん落ち着いて…」
和「大丈夫ですよ翔兄さん、体型以外は対して違和感はありませんから」
翔「フォローになってないわっ!」
そんな掛け合いをしていたら
<ピンポーン>
タイミング悪く突然来客が訪れた
潤「ハーイ」
翔「潤っ!俺なら留守って言って!」
そう叫んでその場で毛布を被って丸くなっていた
…翔ちゃん…冷静なようで相当焦ってるな…
ここでそうやって隠れてもバレバレだよ…
けど、暫くして玄関でちょっと揉めてるような声が聞こえた
智「潤…どうし…」
潤「ち、ちょっと待っ…!」
潤の慌てる声がしたと思ったら、ドカドカと走り込んでくる音が聞こえた
そして…
「し、翔くんっ!」
翔「うわっ!」
突然の声に翔ちゃんは飛び起き、その声の主を見ていた
翔「…え…だ、誰?」
…正直俺達も皆翔ちゃんと同じ意見だった…
「あーーーっ!や、やっぱり翔くん可愛い!ぼぼぼ僕と結婚して下さいっ!」
な、何なんだこの人!いきなり翔ちゃんにプロポーズなんかして!
翔「あ…あの…俺男ですけど…」
「わ、解ってます!けど今の翔くんなら何の問題もありません!」
そのセリフに和が不審に思ったようで
和「…何故今の翔兄さんなら問題ないんです?」
そう聞くと後ろから潤が
潤「その人永井研究所の人だよ!」
雅「えっ!?」
こ、こいつが!?
…そういえば顔見たの初めてだ…