第9章 君との幸せ 8
ーー翔目線ーー
翔からメールがきた。
”じゃあ会うのは…今日ダメ?
夜ご飯一緒に食べようよ!
あと東京の暮らし方とかわかんないんだけど、やっぱ都会?
イケメンばっかか!
ってことは好きな人とか出来てるの?←”
今日ね、いいよいいよ、早く会いたいし…
って、え?
好きな人?
いないよ、恋愛とか考えて無いんだもん。
そんなのメールに書けるわけないっ!!
バカにされるに決まってる!!
うーっ…
『ピンポーンピンポーン』
え、誰か来たし( ゚д゚)
ドア穴から覗いてみるとそこには雅紀くんがいた。
「翔ちゃーん!遊びに来たっ!」
ニコッと笑う雅紀くんを拒むことはできなくて。
雅紀くんは委員会が一緒なだけなんだけどなんだか懐かれちゃったようで…←
好きな人、雅紀くん?
いやいや、たまたま目の前に来たからってそれはよくないね。
でも雅紀くんスタイル抜群だしスマイルはもう眩しすぎるし優しいし…天然だけど。
「翔ちゃん、まだー?」
あ、そうだ。待たせてたんだった。
鍵を開けてドアから一歩下がってから、
「ど、どうぞー!」
するとドアは壊れるぐらいの勢いで空いてからそのドアを目で追うヒマさえ与えず雅紀くんは飛び込んでくる。
「わっ、ちょ、雅紀くん?!」
なぜか飛び込んできた拍子に体当たりされる私。
「いたっ!」
え、なになに?今何が起きてるの?
すると携帯がなった。雅紀くんは私の顔を見て、
「誰?」
と聞いてくる。
「多分翔だ、東京来る前の幼馴染の子なんだけど、今日から東京くるんだって!」
雅紀くんは目を大きく開いて、
「翔って、翔?」
「…え?笑」
音がプツッと切れる。
あ、携帯出れなかった!
しかも雅紀君の日本語がおかしくて付いていけない…。
「櫻井翔?!」
「そ、そうだけど…どうしたの?」
「マジで!!!翔くんこっちくんのかよ?!」
…全く筋が読めない笑
どゆこと??