第2章 出会い
コナン「銀髪のロング……紫の瞳、右耳にピアス……。」
安室「こっちでも探ってはみているんだが、渚で引っかかるその人物はいないんだ。」
コナン「つまり、偽名!」
安室「そう。偽ってまで隠したいこと、ジンにそっくりであること。盗聴器を見つけられたこと。」
コナン「そして、銀髪のロング……。」
コナンはしばらく考えたあとハッと顔をあげる。
コナン「兄妹という可能性は?」
安室「僕もそう考えていたところさ。まぁ、兄妹ではなかったとしても、ジンに関わりがある可能性が高い。」
コナン「そうだね。安室さん、何かあったら連絡して。」
安室「あぁ。」
コナンはアイスコーヒーを飲み干すとお代を置いてポアロを出ていった。
ポアロから出たコナンはスマホを取り出し、とある人にメールを送った。