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それはやっぱり君でした。
第1章 ココロ。
長い長い、夢を見た気がする。
なんの夢かは覚えてないけど(笑)
俺の頭の上でスマホのアラームが
騒がしく鳴り響く。
「....るせーな・・」
今日は一段と寝起きが悪い。
もう、迎えの時間だ。
二度寝してたら遅刻する。
最近ろくに着替えもしてない。
たまには服、着ていくか。
タンスに入っている見慣れた服を
適当に取って着る。
ベルトがかちゃんと音をたてる。
鏡の前に立つと髪が
寝癖でぴんぴんしてて。
なんか、犬みてえだ(笑)
俺のいつもと少し違う一日が
はじまる。
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