• テキストサイズ

黒愛2 【進撃の巨人】

第1章 1 (裏なし)


「………………あのさ。」


「なんだ。」


「どういうつもり?」

「…………………。」


「ちょっと勝手すぎると思わないわけ?

10年ぶりに突然会いに来て、調査兵団の失態の埋めあわせをしろって?

それどころか私にはリスクばかりで見返りなんて全く無いし…。」


憲兵団の私が、憲兵団を欺くために調査兵団に協力したなんてバレたら、確実にクビにされる。

だいたい、突然会いに来て、何を言う。


「………ソフィア。
確かにこれはソフィアにリスクしかねぇ。
見返りなんて全くねぇ。」

あっさり認めたその態度にイライラする。


「だがな…」


「何…………。」


「見返りなく協力してくれねぇのか?

俺たちは家族だろ?」

/ 175ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp