第7章 7 (裏あり)
リヴァイは私を抱き締め、そのままベッドに寝転がる。
リヴァイに抱き締められながら、向き合って寝ている形になる。
リヴァイの手が私の背中に回り、ポンポンと定期的に優しくリズムを刻む。
まるで小さい子どもをあやすかのようだ。
「俺がソフィアから何ももらっていないだと…?
ふざけるな。」
吐息混じりのリヴァイの声が私の耳をくすぐる。
かと思うと、耳に柔らかく温かい感触。
「…………リヴァイ?」
「ソフィアにはわからねぇだろうがな。
役立たずだとかそんなこと、気にしなくていい。」
リヴァイの指が私のシャツのボタンにかかる。
いつもと違う優しい手付きに戸惑う。
「もっとこっちに来い。」
素直にもう少しリヴァイのそばに寄る。
はだけた胸元にリヴァイは口付けする。