第5章 5 (裏あり)
壁外調査で本能が研ぎ澄まされたからわかる。
リヴァイに抱かれるのは初めてじゃないからわかる。
…………今夜のリヴァイは、ヤバい。(ヤヴァイ。)
「リヴァイ…ごめんなさい…ごめんなさい…」
必死に謝るが、リヴァイにはまるで聞こえていないようだ。
「悪い子にはお仕置きをしなくてはならない。
ソフィア…お前にはお仕置きの時間だ。」
そう言って冷たい指先が私の首筋をツツツ…と撫でたかと思うと、私の首を甘噛みした。
そのままリヴァイの舌が私の首を舐めあげる。
同時に、私の両手はリヴァイの硬い腕にしっかりと拘束され、足にはリヴァイの足が絡まってどうすることもできない。
「リヴァイ…ちょっ」
「黙れ。」
いつもより冷たい声。
リヴァイの熱い舌が私の唇を舐める。