第5章 5 (裏あり)
うっそ…
「てめぇ、ずいぶんと俺で遊んでくれたじゃねぇか。」
そう言ってリヴァイが上半身を起こす。
「最近のソフィアは調子に乗りすぎだ。
付き合いたての頃はあんなにしおらしかったのに、なぁ?」
「……………うぅ。」
「いつからだ?
お前が俺をおちょくり始めたのは。」
「わ、忘れました…。」
「まったく…」
リヴァイはあきれたようにため息をつくと、私の腕を掴んだ。
「そろそろ躾が必要か?」
「え…っ?」
言い切る前に、リヴァイに引き倒されていた。
リヴァイは目を光らせて私の目をじっと見る。
思わず目をそらすと、私の頬を掴んで目を合わせる。
「………反抗的な態度だな。
やはり躾が必要なようだな。」