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《イケメン戦国》初恋〜運命の赤い糸〜

第15章 〜結実〜


幸せな一夜を過ごした家康と桜奈。

桜奈は家康に抱きしめられて
眠っていた。

チュン、チュンと雀の鳴き声がし
朝日が眩しいくらい差し込んでいた。

桜奈は、家康の方へ寝返りをうった。
家康の存在を確かめるように
家康の胸に手を添え、幸せそうに
笑みを浮かべながら、また微睡む。
暫くしてふっと、目を開けると
家康が愛おしいそうに桜奈を見つめていた。

目を見開く桜奈(///かぁ〜///)
鼓動が自分の意思とは関係なく
どんどん高鳴る。耳まで真っ赤になり
(毎朝、これではドキドキし過ぎて・・)

『///心臓が持たない///』

桜奈が今まさに思ったことを
同時に家康が口にした。
家康は、目元を赤く染め
口元に手の甲を当て目線は空を仰いだ。

桜奈は、家康が同じように思って
いることが、堪らなく嬉しくなり
目を伏せ、はにかむように穏やかな
笑みを浮かべた。

(///どうして、こんなに可愛いんだろ///)
家康は、堪らず桜奈を、自分の腕に
閉じ込めた。桜奈も家康の胸に
顔を埋めた。

愛する人と、同じ気持ちで
想い合い、抱きしめ合う。
ただそれだけで人は、こんなにも
幸せを感じる事ができるのだと
家康と桜奈は噛み締めていた。

『俺、執念深いから、桜奈を生涯
離すことなんてできないから、覚悟して』

クスっと笑う桜奈

『執念深さなら、私も負けません。
私は、何度生まれ変わっても
必ず家康様を見つけて、また恋をして
しまうと思います。家康様、ご覚悟は
宜しいですか?』優しい笑みを向け言った。

(///はっー、桜奈には敵わないよ///)
『俺も、何度生まれ変わっても絶対
桜奈だと分かる。それで、毎回
一目惚れする自信ある』フッと笑みを浮かべた。



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