第20章 旅立ち(S)
松「もうそこまでいったら仙人だよ」
二「神様の域じゃない?」
大「俺、そんなに目、良くねえよっ」
櫻「だから(笑)。もうそういうレベルの話じゃないって、これ」
相「どっちかっていうとアンドロイド系かと」
櫻「でもマジでやっちゃいそうだから怖いんだよ、この人」
相「そういうミラクル、起こりそうだもんね、ライブって」
二「そうね?あなたもよく起こしてるからね?」
ミラクル、か…。
なんか。この三か月、ホントいろいろあったな。仕事以外で、ひとつのことにメンバーみんなで関わるってのも初めてじゃない?ホントに調査会社?探偵社?みたいな感じで、ちょっと楽しかった。独立して会社とか立ち上げて?こんな感じでも俺らやってけんじゃねえの、とか…。
まあ、いい夢見たって感じ。いろんな意味で。
収録の休憩中、たまたまトイレで大野さんと鉢合わせた。
櫻「…」
大「…」
櫻「…ねえ」
大「ん?」
便器に向かって並んで話すことじゃないかもしんないけど、せっかく二人だし、ちょっと聞いてみた。