第20章 旅立ち(S)
櫻「何か激動の3ヶ月だったね」
大「え?そんなもんだった?」
松「だって初めて会ったのがさ」
大「…そっか。そうだわ」
相「何かスゴい長かったような」
松「な。昔からの知り合いみたいな感じだったな」
相「濃かったんだねぇ」
二「もう会うことなさそうだよね、なんか」
松「永遠の別れみたいな感じだった?最後に会ったとき」
相「いや、そういうワケでも…。あ、コンサート行ってみたいって。俺があげた嵐のCD、気に入ってくれてたみたいだし」
二「なにちゃっかり宣伝してんだよ!つか、おまえも何気に店行ってたよな?」
相「和食食いたかったんだよっ!ようやく時間できたしっ!!…ほら。俺らみんなで応援してるよ?って。CD。ねえ?」
櫻「だな。もう俺ら全員で応援してたもんね、実際(笑)」
松「じゃ、またどっかで会えるかもな」
二「コンサート会場で見つけるとかね」
櫻「それ無理じゃね?さすがに」
二「いやぁ、わかんないよ?やるんじゃない、あーたなら見つけられるよ」
ニノが大野さんの肩をポンと叩いた。ぴくっと片眉があがった。
二「ねえ?大野さん。自信あるでしょ?見つけられるよねぇ?」
大「…(苦笑)」
四「『手』で♪」
大爆笑。