第13章 だから。何なの?その自信(N)
実際、どうなんだろうな。俺だって遥ちゃん、嫌いじゃないのよ。むしろ好意的。
だって潤くんと飯行った時もさ。その話以外は、普通に楽しかったんだよね。あの、最初にみんなで飲んだときは、友達と一緒だったからか、彼女らをたててたのかな。それもごく自然に。だからあんま印象なかった。
でもこないだはね。また会いたいな、って感じだったもん。今度は二人ででも。
いや、俺は違うよ?あくまで無罪ですから。ただ、普通にいい子だなーって。うん。コレ、騙されてたら気持ちいーな?ってくらいは、確かに好印象な子だった。
…にしたって。
大「…うん、違う。あの目はっ、嘘ついてる目じゃなかった!絶対詐欺とかじゃないって、あれ」
二「…」
今度は目ですか。
大「ニノも話、聞いたんでしょ?」
二「…」
大「ねえ。そんな感じした?しなかったでしょ?」
二「……」
どっちにしても
…うん。
おまえが最高めんどくせーわっ!