第12章 『心配』改め『超・心配』!(M)
『だから忠告したのに…』
なんて言葉も出ないくらいの想定外。つか、正直、ホントに言葉が出なかった。
だってまさか
まさかリーダーがそんなことするなんて思わねえだろ!?夢にも!!
松「怪我とか、ホントどこも大丈夫だったの!?」
大「うん…。あ」
松「なにっ」
大「ラジコンが、ね…」
松「・・・・・」
とにかく無事で良かった。遥ちゃんも。
松「それで?警察とか呼んだの?」
大「ううん、店の人とか、あの辺りにいた人が何とかしてくれてたみたい」
松「そっか。で、…バレた?」
大「…あ、俺?う~ん…どうだろ」
松「そこ、けっこー重要だぞ!?」
大「わかんねぇよ!俺だって必死だったしっ。でも…。見てた人、結構いたからなぁ…」
松「…最っ悪」
こりゃ下手したら週刊誌で詳細を知ることになるかもな。