第8章 どうも。アシスタント二宮です。(N)
昨日の話。楽屋で急に『明日ヒマ?』って誘われた。『俺と二人っきりじゃ、ホラ。ちょっとまた面倒だろ』って。さすが。気の回し方がジェントルマンですな。
事情は一通り聞いた。まぁ、俺も気にならなかったって言えば嘘になる。あ、俺も無罪だけどね(笑)。
ぶっちゃけ、勝手にすれば?ってね。メンバーのハレたホレたなんて興味ねーし。ただ、内部でガチ修羅場は勘弁して欲しいかな。タイプ全然違うおじさん二人が同じ人?ってのは、ちょっと面白いって思うけど。ていうか、あの二人で修羅場なんて絶対ないだろうけど。あるなら逆に見てみたいわ。
でもまぁ、Jはほっとけないんでしょうな。メンバーのこと、嵐のこと、大事に思ってるからね、ホントに。ある意味、一番心配性なんだよね。
松「で、今日誘ったのはさ。わかってるかもしんないけど」
…潤くんの追求が始まった。結構ね、彼、ズバズバ言うタイプなんですよ。本人気付いてないかもしれないけど。もーちょっと、言い方とかさ、あるでしょ。女の子相手だしさ。…と、俺はちょいちょい思うワケ。そして、ちょいちょい合いの手を入れてみちゃう。潤くんは決して、悪気があるわけじゃないからさ。
もしかして…俺、このフォローのために呼ばれた!?
だって、どうかすると潤くんが一方的に遥ちゃんを攻めるような雰囲気になっちゃうんだよ。そりゃ黙って見てるのは無理ってもんでしょ。落ち着かないし。メシどころじゃないからね。
メシ。さすがシェフ松本のイチオシ店だけあって美味しいよ。どの料理も。安くもないしね。ホントごちそうさまです。
…まぁ、どっちにしても食事分くらいは働きましょうかね。