第5章 初回の話は気になるよ、そりゃ(S)

相「翔ちゃぁ～ん？その後どうなのぉ？」
櫻「？なんの後？」
相「またまたまたぁ！とぼけなくていいじゃんっ♪」
櫻「いや、マジで。…何？」

そんな相葉くんのテンション上げる情報持ってたか？俺。

相「遥ちゃん！何か進展あった？」
櫻「…あの～、ナニを期待してんだか知りませんけど、まだ会ったの二回ですからね？普通に、店員と客だよ」
相「何だよ～。つまんないの。抜け駆けしたくせに」
櫻「人聞き悪ィな！」

俺だってつまんねーよ！でもそんな急ぐもんじゃないじゃん、そういうのって。まだお互いよく知らないんだし。まずはそこからだよね。

相「翔ちゃんのことだから、次のデートの約束くらいキッチリ取り付けてるかと思ったのに～」
櫻「俺、どんな？…まあでも、アドレス交換はしたよね(笑)」
相「マジで！？ほらほらぁ。ね、リーダー。さっすが翔ちゃん。俺らも見習わないと！」
大「ん…」

相葉くんと対照的に、大野さんは微弱な笑顔を一瞬浮かべただけ。どーでもいいって感じ？ま、実際どーでもいい話だけどな。