第7章 ヒメ…ナヤム
翔ちゃんにしがみついて…欲を吐き出す。
「…ってぇー」
変な格好で…それもトイレでセックスしちったから身体が痛い…。
「収録平気?」
項垂れた俺に優しく翔ちゃんが尋ねる。
コクっと頭を下げるしか出来ない。
そろそろ皆が来る時間…。
処理を早々と済ませて何事もなかったかのように楽屋に戻る。
「可愛かったよ♡」耳元で翔ちゃんが囁く。
潤くん情報はしっかりゲット!!
この為に身体はったんだからね!!(言い訳)
収録終わり…いつもは1番に帰る俺だけど今日は違う。
楽屋で皆が帰る支度をしてても俺はゲームに慎んでる…フリをして、潤くんが来るのを待ってた。
焼肉屋さん予約したから…後は流れで…
俺の頭の中はパニクってる。
第2のあの部屋も綺麗にしたし。
邪魔が入らない様にスマホも電源を切った。
後は…時が来るのを待つのみ。
ドキドキと…ソワソワと。
潤くんが楽屋に来るのを待つ俺。
「ニノー。お待たせ!」
皆が帰ってしばらくしてやっと…潤くんが戻ってきた。
「お腹減ったー!早くいこ?」
俺はドキドキを隠す為に潤くんの顔も見ずに楽屋を先に出た。