第6章 ヤキモチ
…でも。ちょっと待て。
ここはスル部屋じゃない。
この部屋ではしないと決めている。
「…お、おのさん」
「何?怖くなった?」
「っ!ちがいますっ!…あの、ね」
「場所、移すか?」
「…え?」
「ふふっ。相葉ちゃんに問い詰めてるんだよね♡すぐ白状してくれたよ?♡」
…く、そっ!あいっばかっ!!!
「遠いの?」
「…ぅ、うん。そこまで、遠くなぃ」
「じゃ、すぐ行こ♡ニノ姫のご機嫌が損なわない内に♡」
だから!!俺はオトコなの!姫じゃない!!
…くそっ!相葉さん!!本当口が軽すぎるんだよ!!
ブツブツ言いながら第2の部屋へ…。
「ふーん?こんなとこ借りてたんだ?」
「…風呂入るんでしょ?
明日早いんだし…早く…んんっ」
俺の言葉を遮るように…
大野さんと…初めて唇が重なった。
「…んっ」
「やべっ…可愛すぎるっ」
俺は大野さんの首に自ら手を回し…
久々の興奮を抑えきれないでいた…。
「舌だして?」
大野さんに言われる通り…舌を出す。
「飲めよ」
「んっ…」
大野さんの唾液が俺の口内に流れ落ちる。
「ふふっ。普段はあれだけ捻くれてんのにセックスの時は素直なんだ♡」
「…んっ…ぉ、おのさんっ…」
俺は自ら大野さんの唇に吸い付いた。
ネチョネチョと二人の唾液が室内に響く。
「ニノの…おっぱい。みたいな?♡」
「…っ。ぃ、いよ?」
「自分でシャツ捲って見せて♡」
「や、だっ。はず、かしぃ」
「…まつじゅんに。バレてもいいの?♡」
かぁー!っと全身が真っ赤になるのが分かる。
「ほら?ニノのおっぱい♡見せて?♡」
「っ…んっ…こ、ぅ?」
俺は真っ赤になりながらも…
自らシャツを胸元まで捲りあげる。
「かーわい♡ニノの乳首ぴんっ♡って勃ってる♡」
「んっ…し、て?」
「何を?♡」
くぅ!!大野さんも命令タイプだったの?!
でも。
もぅ、俺のおちんぽは勃ち上がってて…
「…っ。おっぱいっ、ペロ、ペロっ、してぇ…」
「いっぱい、可愛がってやるからな♡」
と。大野さんが俺の乳首に吸い付いた。