第2章 ドキドキ
「……んんっ」
……潤くんとは別のトイレで
射精する………情けないわ。
だって!おっ勃ててたらっ収録に
なんないでしょ?!
潤くんも……俺を想って……
「……ん、はっ……い、くっ……」出ちゃった。
何もなかったかの様に楽屋に戻ると
すでに潤くんが居た……
潤くん想ってオナニーしてました。
なんて…口が裂けても言えない!!
「ちょっ!ニノ!!」
「へ??」
俺を見るなり相葉さんが駆けよってきて
慌てタオルをズボンにあてる。
「な、に?!」
「汚れてるっ!もぅ!松潤とやってきたの?」
「……は??」
慌てて下半身を見ると……
「…………」確かに、白い液体が染み付いてた。
その日は仕事なんて全く手に付かなくて
今すぐにでも!帰りたかった!!
「………」
相葉さんが気付いてなかったら……
精液つけたまま……ウロウロしてたんだ!!
って考えただけでもう!!消えていなくなり
たかった!!
「ニノ?」
「お、つかれさまでした!!!」
みんなの顔も見れなくて
そそくさと楽屋を後にする。
情けない。
情けないけど……
何故か……自分のいやらしい部分が
みんなにばれて……興奮してる。俺もいる……。