• テキストサイズ

【進撃の巨人】兵長と劣等生

第9章 恋ってなぁに?


リヴァイは相変わらず3人相手の対人格闘術でもにナイフを持たせる。
ちなみに今回は3人はナイフを持ち合わせていない。


「訓練開始!」


リヴァイの掛け声で、各々がに攻撃を仕掛ける3人を相手には必死で教科書の中に書かれていた型や関節技を組み合わせて体を動かす。が、当然。精鋭リヴァイ班と団長には敵うはずもなく、あっという間に負ける。

だが、負けるたびに何が悪かったかを4人で振り返り、再現し訓練を続ける。
とても地道な作業だが、少しずつも相手の動きに合わせて体が反応できるように
なっていく。

訓練はの体力の限界から1時間が限度だった。

「はぁっはぁっ…。」


が膝を地面について訓練は終了となった。


「、ごくろうさま。今日も頑張ったわね。」


ペトラがにタオルと水を手渡しが落ち着くとリヴァイがに間食を渡す。


「これ食え。」


そう言って手渡されたのはブロック状の高カロリー栄養食。
は恐る恐る口にしたが。


「おいひい。」


と言った。それは壁外調査の際に持ち出される陣中食の一部。さすがに1時間程度の
カロリー消費は限られているので1食分ではないが。のお腹を満たすのに十分だった。


「ところで、だ。が奇妙なお題を持ってきた。」


が落ち着いたところでリヴァイは二人に先ほどの恋とは何かという疑問を
振ってみた。

すると皆が一様に『うーん』と言ったまま動こうとしない。


「ここは寒いな、私の部屋に行こう。…辞書でも引いてみるか。」

「賛成です」


ペトラも寒そうにエルヴィンに賛成する。そしてゾロゾロと団長室にやってくると
エルヴィンは高い書棚から分厚い辞書を取り出し引いてみると。

恋とは、特定の相手のことを好きだと感じ、大切に思ったり、一緒にいたいと思う感情。
恋愛参照のこと。

恋愛とは特定の異性に特別の愛情をいだき、高揚した気分で、二人だけで一緒にいたい、精神的な一体感を分かち合いたい、できるなら肉体的な一体感も得たいと願いながら、常にはかなえられないで、やるせない思いに駆られたり、まれにかなえられて歓喜したりする状態に身を置くこと。
/ 81ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp