【Harry Potter】 Missing Heart
第22章 君への思い
「で、一つ疑問なのですが。妊娠を回避する薬の調合をなぜ授業では扱わないのですか?」
「・・・君は、今の段階で自分でこの調合が出来ると思うのかね?」
「難しいんですか。」
スネイプが自分の部屋の蔵書にある本を取り出しの前に出すと、そこにはの今まで見たことのない数の材料と手順が書かれている。
「7年生でも難しいレベルだ。君の今のレベルでは不可能。サンプルとして薬剤はあるがな。」
杖を一振りするとクリスタルの瓶に薄青い液体が入っている。
そこでスネイプは意味深に笑いながら言う。
「尤も・・・君は使うことは出来る、自分の体で試してみるかね?」
「へ?」
「私にはこの程度の薬であれば作れるが。」
「え、あのっってその。えーっと。何というか・・・え?」
「はっきり言わないと君は分からないようだな。」
意味がよく分からないは何も言わない。
「私が今、君を抱いて使ってみるかね?」
そう言われてはかっと顔を赤くさせる。
「あの・・・あの・・・謹んでご遠慮させて申し上げます!」
「それは残念だ。」
クスクスとを見てスネイプが笑う。
(まだ先かね)
と。