【Harry Potter】 Missing Heart
第19章 動悸
「私は保護監として君の事の全てに責任を持つ。何かあったらすぐに相談しなさい。
日本ではこう言う言葉があると言うだろう。“報告・連絡・相談”というものが」
スネイプは厳しい人だった、殊に勉強に関しても他の教授よりもには高いレベルを
求める。しかしその中には優しさがあることには気づいている。
時々その優しさに気づくと嬉しくなる。
「今度からはきちんと報告と連絡をし相談させていただきます。」
「ふん。」
その日の夜はスネイプの薬を飲み穏やかな眠りに就いたという。
だが、彼を見る度に起こる動悸はおさまることはなかった。
むしろ、その逆だった。
は気づいていない。その病に効く薬は洋の古今東西を問わず
存在しえないことを。