【Harry Potter】 Missing Heart
第17章 ホグズミード村
「はいはい!時間が押してるから早くして!さ、君たちも行こう!」
そういうとと子どもたちはわっと走り出す。そしてと子どもたちがいなくなったのを見計らってルーピンはスネイプの耳にこうささやく。
「私も護衛として着いていく。君も保護監としては当然、だよね?」
「チッ。」
「君も分かってるんだろう?何時までもホグワーツだけに閉じ込めておくわけには行かないって。君は過保護なんだよ。それとも何かい?もしかしてそれ以上の気持もあるわけ?」
「ルーピン!」
まるで学生に戻ったかのようにルーピンはペロリと舌を出して走り出す。そしてそれを
追いかけるスネイプ。
突然始まった教授たちの追いかけっこに学生たちは目を丸くして見守っていたという。
そしてそれを見守っていたのはもう一人。
「ふむ、セブルスの表情が良くなっていく。そしても。良きことかな。」
その後、6人の集団は門限ギリギリまでホグズミード村に滞在していたという。