【Harry Potter】 Missing Heart
第15章 愛と教育
普段はこのような言葉遣いを学生にスネイプはしない。・・・ハリーポッターの時代ではよく言っていたが。の目の状態を確認し杖を一振りして、の目の激痛を止めた後に彼はイタズラグッズを爆発させた学生の胸ぐらを掴み壁に放った。
「貴様、廊下でのイタズラグッズの使用は校則で禁止されていよう。スリザリンに200点の減点!また罰則を言い渡す!今日の夜の7時に私の部屋に来たまえ。寮監であるスラグホーン先生からも追って沙汰があるだろう。」
普段は滅多に怒りを出すことのないスネイプの激高とその危険な声音に学生とは
”元死食い人”の凄味を感じたという。その後スネイプはを医務室に連れて行き
ポンフリーに任せた。幸い目に後遺症は残らなかった。
ホグワーツにやってきた時に言われたスネイプの言葉が頭を過ぎる。
『彼女の全てに関しては私が全て責任を持つ。』
有言実行、が入学式を向かえるまではスネイプはの手を引かぬまでも決して
傍から離さなかった。
もちろん、その姿が今回の雑誌でのスクープの一因になったのだろうが。
(確かに・・・私は”特別”なのよね。いや、”別枠”か。)
はははっ、と乾いた笑いをしては頭を一次思考停止した。
この気持が何であるかを知らぬにはまだ頭を一次思考停止する余裕があった。