【Harry Potter】 Missing Heart
第6章 マクゴナガルの戸惑いとダンブルドアの確信
「彼女はマグルの世界ではナースという癒者の助手もしておった。キャリアもプライドも人並みの大人であればもっておるはずの自尊心も持っておる。それを今は剥脱されておるのじゃ。この状態が長く続くことは彼女の人生にとっては大きなマイナスじゃ。できうる
限り早くこの学校から開放し社会に戻してやらねばならぬ。彼女は27歳じゃったのぅ。」
「はい、27歳。この学内では45歳であるセブルスが一番年齢では近いでしょう。」
「セブルスにここは任せてみようではないか。・・・そこでじゃ、ホグワーツでは新しい制度として飛び級制度を設けようと思う。受験の時期は問わぬが一人1年に1回。申し出があり次第試験を行う。これはのためだけではなく優秀な学生を送り出すためにも有用じゃろう。」
「アルバスがそこまで言われるのであれば。」
マクゴナガルはうなだれたが静かに頷いた。