【Harry Potter】 Missing Heart
第39章 セカンドステージ
「え?あの、日本とイギリスのグリニッジ天文台基準での時差は9時間あるんですよ?」
「ふん、タイムターナーは全て破壊されてないが。魔法省に言えば何とかなるだろう。」
「・・・まさか時間に干渉するつもり?!」
が驚くと彼が後ろに連れてきたのは、ダンブルドア校長と魔法省の役人だった。
「あの・・・これは。」
「聞いたとおりじゃ、。君が良ければここから大学に通う事も出来る。」
後ろから来た魔法省の役人は説明をする。
「未来の時間に干渉する事は不可能ですが、過去の短時間に渡る時間を操作する事は可能です。魔法省としても、あなたのセキュリティ面を鑑みるとホグワーツから通ってもらった方が有り難いです。ホグワーツは魔法界でも最高レベルのセキュリティを採用していますから。」
全てが“計画通り”に進んでいるという印象をは受けた。と、同時にダンブルドア校長の底知れぬ洞察力と操作力に戦慄する。
(全てはダンブルドア先生の計画通り…ってことなのかも)
スネイプとの関係を知っているどころか、意図的に彼が作り上げたとしたら空恐ろしくも感じられる。
(運命って何だろう。)
はニコニコと微笑んでいるダンブルドアに一抹の恐ろしさを禁じ得なかった。