• テキストサイズ

【Harry Potter】 Missing Heart

第36章 変化


「あ、もうこんな時間?見回りに行ってきます。」
「今夜は一緒に見回るとしよう。」
「え?監督生の仕事ですよ。先生は部屋に戻られて次の講義の準備をして下さい。
何か異常があったらお知らせします。」


7年生の魔法薬学の授業を持ったスネイプは選択制の少人数の学生を指導しているが、
そこそこ授業の準備やレポート添削で忙しい。更にスリザリン寮生の進路指導となると
侮れない仕事量だ。


「いや、君ほど忙しくはない。」
「そうですか。ではよろしくお願いします。」


消灯後だ、寮内の見回りは明かりを落とした杖明かりだけで見回る。


(まるで消灯後の病棟の見回りみたいだ。)


とも思ってみる。そして全ての見回りが終わった時である。再びの部屋に戻りスネイプはと向き合う。


「君とは寮監として少し話をしたい。君の進路についてだ。」


長い夜が始まった。
/ 175ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp