【Harry Potter】 Missing Heart
第35章 恋愛小説
が本を取ろうとした時である、スネイプはハシッとから本を奪ったかと思うと
腕を上に伸ばしてわざと取れるか取れないかの位置に固定する。
「返してくださいよ!」
「そうかね、では私は君には悪い事していた。せっかく時間を頑張って作ったのであるから空想ではなく、実際に経験をしたらどうかね?」
「い・・・いや、今は空想でいいです。明日も授業ありますし。実際の経験はもう少し時間が
出来てからでっ・・・」
言い切らないうちに唇をふさがれる。は必死になって止めるが。
ポスンとベッドに押し倒される。
「今ですかぁ・・・?」
以前のように抱かれたら明日は身が持たないだろう。しかも以前は最初で最後。それ以降は
一切の関係がない。まもなくあれから2年は経過しようとしている。
「嫌かね・・・?」
の耳をはみながらスネイプは囁く。
「嫌じゃないですけど・・・」
「けど?」
「明日も控えているかと思うと体力は温存したいです。」
「・・・仕方ない。今日は添い寝で我慢するといたそう。」
「へ?」
「だが、その前に何かを食べろ。そして風呂に入れ、あ。風呂は私も一緒でいいかね。」
「風呂って・・・本当に勘弁してくださいって。」
だがは風呂場に手を引かれていく。
「この風呂場は狭いな。」
「・・・それは2人以上で使う想定がされていないからです。」
「ならば私の部屋の風呂場を使うか。そこの方が広い。」
「ですから何も2人で入らなくても・・・!」
と、いうの主張は却下された。どうやら彼の妥協ラインは二人で風呂に入る事と添い寝ということらしい。
は仕方なくスネイプの部屋で共に風呂に入り、自分の部屋でカップ麺を食べて二人で就寝となった。部屋は隣同士なので他の教員や学生に見られることはないのは、いいのか悪いのかとは思った。