第6章 ミルクティーが結ぶ恋【N×A】
「俺、ミルクティー!」
横から手を出して勝手に押してしまった人が。
「あっ…」
「あっ、ごめん!智かと//」
「ふふっ…相葉ちゃん、ひど~い。後輩なのに…」
…この人が、相葉先輩…
「ごめん!人違い!!
君、何買うの?俺が買うから。」
「えっと、ミルクティー…」
「えっ?同じ?
じゃあ、問題ないね!はい、どうぞ♪」
この人が、女子が騒いでた『相葉先輩』か…
付き合ったら、死ぬ…っていう…
困った笑顔で俺を見ている先輩から
目が離せないでいたら、
もう1人の人が声を掛けてきた。
「君、二宮くん?」
「あっ…はい。」
「やっぱりそうだ♪クラスの女子が2年に、凄い可愛い子がいるって、騒いでたから。」
すると、相葉先輩は、
「ああ..この子が…
なんか、智に似てるよね?後ろ姿とか」
「ニノー!早く来ないと
カレーパン終わっちまうぞ!」
そうだった!潤が呼んでる。
行かなきゃ…