第1章 仰せのままに…【S×M】
4人の8つの目が、一斉に翔くんに集中する
彼が誰を選ぶのか?
はたまた誰も選ばないのか??
いったい………
「提案なんだけどさ、聞いてもらってもいい~?」
みんな、超頷いてる
「あのね。まずは、みんなの気持ち、凄い嬉しかったよ♪そんな風に思ってくれてたんなら、早く言えやぁ~…って感じ?」
ええっ!?
ってことは……?
「俺、みんなのことが大好きなわけぇ~
4人の中で1人を選ぶなんて出来ないくらいに、みんなのことが、おんなじくらいに好きなの!
だからさ、我が儘なのは承知で言うけど、
みんな、俺の恋人になって!」
……え??
みんな??
みんなが恋人になる?
そんな……そんなこと…できるわけは…
「俺は構わないよ」
ニノが先陣切って、翔くんの無謀な願いを受け入れた
嘘だろ!?
「俺も、いいよ…」
大野さん、あなたまで…!
「俺も。翔ちゃんが順番に可愛がってくれるんでしょ?」
相葉くん……
まあ、あなたはOKしそうではあるけど…
「みんな、ありがとね~♪」
………はっ??
気が付けば、8つの目は俺に集まっていた
ああ、俺がいいって言えば丸く収まるのね~
ですよね~(#^.^#)……
ってさ!!
そんな簡単には…
「じゃ、松潤はダメってことで…」
「そっか、無理強いは良くないもんね~」
「仕方ないよ…そんなら俺達3人が…」
「ちょ、ちょっ、ちょっとおおおお!!」
翔くんが、俺を見つめる
チクショー///
そんな目で見るなよ…
俺がその目が大好きだって分かってんだろ~?