第2章 ジェラシーウルフ【M×S】
「胸…洗ってよ」
「…さっき、洗ってたじゃん…」
「もう一回洗って欲しいの!翔に」
…我儘には慣れてるけどさ…
もたつく俺の手を、潤が強引に自分の胸に押し当てた。
「……」
なんだよ…
別に、そんなの平気だし…
いつも見てるし。
触ってるし…
仕方なく、そっと手のひらで潤の綺麗な胸の筋肉を撫でた。
すると、指に引っかかる小振りの粒が…
「それ…どうなってる?」
「それ…って?…」
「翔が今触ってるやつ…」
「…少し…尖ってる…」
ゆっくりと伸ばした指先で、
潤の胸の先に触れる…
小さくて綺麗な薄茶の…
潤はまた黙って俺を見ている
なんだよ…?
ドS全開でさ。
嫌いじゃないよ…
嫌いじゃないし…むしろ、好き…だけど…
堪えられなくて目を伏せ、
指先で愛しい粒をそっと撫でた。
…今度は左手にも泡を移し、
反対側の突起に触れる…
周りの柔らかいところをくるくるとなぞると、
小さな粒は、その存在を誇示するように硬くなる…
何も言わず、視線だけで俺を熱くする潤…
もう~///なんか言えよ…
ちょっと悔しくなった俺は、人差し指と親指で、硬くなった粒を摘まんで引っ張り、爪弾いた。
「んっ///」
思わず甘い声を漏らした潤の顔を盗み見ると、
少しだけ苦しそうな顔してたくせに、
直ぐに真顔に戻ってしまう。
なんだよ…(*´з`)…
今、思いっきり感じたくせに…
負けたくない!!
何に負けたくないのか分かんないけど。
さっきより、明らかに勃ち上がった粒を、指先や手のひらを使って嬲った。
強く…優しく…