第2章 ジェラシーウルフ【M×S】
緩急つけて弄っているうちに、
俺は気付いた…
潤の『じゅん』がさ。
ゆるゆると上向いてきたこと…
……感じてるくせに…平気な振りしやがって///
重力に逆らって形を変えつつある『じゅん』に
たまたま当たっちゃった振りで、そっと腰を押し当てた。
「…っっ///」
思わず腰を引く潤…
そりゃそうでしょ♪
俺んだって、さっきからもうキテルからね~?
腰を出せば、『じゅん』とぶつかっちゃうわけよ!
『ガチンッ』って音がしたかは分かんないけど。
『チン』だけにね♡(*^-^*)
↑おいっ!!
してやったりと、潤の瞳を覗き込んだ。
「翔っ///」
困った顔でも見てやるかと思ったのに、
強く腕を掴まれ、くるりと身体の向きを変えられてしまった。
「ちょっっ///」
壁に顔を押し付けられた格好の俺の腰を、
自分の方に引き寄せその場に跪いた。
不意に、潤の目の前に晒されたであろう蕾に、
これからどんなことが施されるのか…
今までの経験から察知した俺は、
期待と羞恥で息が詰まった。
「…じゅん…止めてよ…」
「やめない…」
言うが早いか、潤の熱い舌が閉じられたその場所を舐めた。
身体を駆け上げる、言葉では言えない快感…
「やだっ…汚い…から…」
期待膨らむ気持ちとは裏腹な、
形ばかりの抵抗を見せる俺…
「嘘ばっか。ここ…ボディーソープの匂い、するし…」
「そっ、それは…」
さっきお風呂で洗ったから…
そう言いかけてやめた。
だって…
ほんとはソコを丁寧に洗ってるときから…期待してたから…
こうされること……