第24章 IN THE SUMMER【S×A×N】
「…あ、あ、あっ…やっ…アアッ…」
「ニノ…俺…もう、ヤバいっ…」
「…もっと、シテ…もっと、突いてっ…」
相葉さんが俺の茎を扱きながら、感度のよくなった乳首を強めに捻った。
「やああっ…出ちゃう、そんなこと、したら…」
「…いいよ、翔ちゃんと一緒にイかしてあげる…」
そう言うと、扱く手を少し緩めた。
…もっと、強くシテ、欲しいのに…
もう、早く出したい…
「翔ちゃん…イキそう?」
「…ああ、雅紀…でるっ…」
「イキそっ?…いい?」
「…ん///イクっ…」
翔さんの顔を見ながら、相葉さんが手のスピードを上げた。
「…アア…あっ、あ、あ、あ……イクッ」
相葉さんの手の中で、俺のが跳ねたその直後、
ずきずきする中が、じんわりと熱くなった…
何度も、ピクピクと脈打って、翔さんが俺の中で果てた。
………終わった、んだ…
俺…やっと、翔さんと、セックスで来たんだ…
短い間に3回も吐精した疲労と、やっと翔さんのを受け入れ、中でイかせることが出来た幸福感に、意識を手放した…
…………
………
……あれっ?俺……
どうしたんだっけ?
目を開けると、俺は一人でベッドに寝ていて、カーテンの隙間からは光が差し込んでいた。
「あ、痛てててっ…」
起き上がろうとしたら、腰と孔に鈍い痛みが…
「…翔、さん?…相葉、さ~ん…?」
起き上がると、小ざっぱりしたベッドの上に、Tシャツと短パン姿で寝ていたことに気付いた。
お風呂…入れてくれたのかな?
でも、ふたりは、どうしたんだろう?
部屋を出て、ゆっくりと階段を下りると、ベランダの方から話し声が聞こえてきた。