第24章 IN THE SUMMER【S×A×N】
亀頭に薄いゴムの膜を乗せ、下に向かって、くるくると下ろしていく…
「…できた!」
初めてにしては、我ながら上手くできた♪
↑誰がやっても、たいていは上手くできます…
「お上手♪」
翔さんにも褒められて、思わず笑みが浮かぶ。
「よし!じゃ、お次はこれ…っと」
さっき俺が開封したローションのキャップを弾いて、相葉さんがしょうさんを握って中身を塗り込んだ。
「…しっかり塗ってね〜♪」
くちゅくちゅと、やらしい音が…
音が………
「んんっ…っ…」
(ペチッ)←相葉さんの頭を翔さんが軽く小突く音
「雅紀!」
「あれ?なんで〜?よがってたじゃん♪」
「そんなに擦ったら、ニノの中に入る前にイッちゃうだろ〜?」
「あれぇ〜、そっかなぁ…」
「…お前、確信犯だろ?」
「だって、俺のだった『コレ』が、ニノの中で暴れ捲るんだって思ったらさ〜…」
「やきもち妬くなって。雅紀もちゃんと可愛がってやるから…」
「ほんとお〜?」
「…ほんと、だって…んんっ…
って!!いい加減にしろ!」
「へへ(^-^)」
「あのぉ……」
大股広げた俺の横で、ナニを握り握られ、いちゃこらするふたりに思いきって声をかけた。
「あ、ニノ…」
「ごめんね、こいつがさ」
「なんだよ〜、俺ばっか悪者みたいに!」
「お前がごちゃごちゃ言うからだろ?」
「ごちゃごちゃって、なんだよ?ごちゃごちゃって…」
「……」
「…」
チュッ(*^o^)/\(^-^*)
……………(ー。ー#)
なんなの、全く。
お約束のギャグで締めて、ふたりがやっと俺に注目してくれた。