第24章 IN THE SUMMER【S×A×N】
俺のせいで濡れてしまったシーツを替えてくれた相葉さん…
どうしても!!って頼み込んで、もう一回シャワーをさせてもらった。
いくらおしっこじゃないと言われても、やっぱりね…
大急ぎで身体を洗い、部屋に戻ると、
「…ん…しょお…あっ…っ…」
「…まさき…んんっ…好き、だよ…」
「…翔ちゃん…俺も…好き…ぁぁ…」
………ふたりは裸で抱き合いながら、ベッドで激しく唇を重ねていた。
一枚の絵画の様なその光景に、胸がズキンと傷んだ。
やっぱりふたり、お似合いだな……
俺は……
熱烈に脚を絡め合い、貪るように唇を奪い合うふたりの間に、入っていける筈もなく…
立ち尽くす俺は、もう泣きそうだった。
その時。
「あ、ニノ…戻ってきたんだ…おいで♥️」
「…うん…」
そう言われても……
飛び込んでいけない俺のこと、
翔さんはベッドから起きて迎えに来てくれた。
………アレをゆらゆらさせながら。
急いで目を反らすと、
「ごめんね(^-^)雅紀のやつ、盛っちゅってさ〜宥めらんなくて…」
そう言って笑った。
前を揺らしてるとは思えない、とんでもなく爽やかな微笑みで…
「もお〜!ニノ、待ってたんだからね!ほら、行こ」
続いて来た相葉さんに手を引かれ、ベッドの真ん中に寝かされた。
「…ニノ、好きだよ…」
相葉さんは、熱っぽい目の中に、燃え上がる情欲を隠すことなく、唇を重ねてきた。
「…んんっ…」
早急に入り込んできた舌先は、火傷しそうなくらいに、熱かった。
「…ふふ…俺も…」
そう言った翔さんは、いきなり俺の胸の粒を口に含んで、
チュウッと、音を立てて吸った。
「…んっ…ふぅっ…」
……あああっ…また、堕ちていく…
ふたりがくれる
『快楽』という名の海に……