第1章 仰せのままに…【S×M】
「…ちょっ…しょおくん…それ…やめっ」
「潤…こんなんで止めちゃったら…先には進めないよ…いいの?」
………う゛…(((・・;)
またそんな意地悪な言い方して
飴と鞭?
『翔くんの奥さんになる』っていう、喉から出た手でやっと勝ち取った地位、
そんな簡単に放棄する訳ない
………それに、なんなら、止めてじゃなくて、『もっとシテ』だしね……
黙り込んだ俺に、翔くんは勝ち誇ったように笑うと、
「脚、広げてみ?」
そう悪魔のように言い放った
……初めてのぼくに…
恥じらうわたしに…
自分で、脚を開けと……
一番恥ずかしい姿で、
一番恥ずかしい場所を、
一番大好きな人に……
10秒後の、自分の格好を想像し、
心拍数は一気に加速した
「じゅぅ〜ん…早く♪」
言われるがまま、
悪魔に抗えない司祭のように、
彼の目の前で、俺はゆっくりと膝を左右に広げた
ああああ、恥ずかしい……
よ〜く、洗ったけど、
こんな明るいライトの下で彼に晒すことになるんなら、鏡でどんなんなのか、確かめておくんだった!
20年以上毎日触る場所だけど、
↑触るっつっても、風呂で普通に洗うときだよ!変なことしてないからね!
↑誰に言ってんのよ…(^^;
自分ではよく見たこと、ないし…
「潤…恥ずかしいの?」
なっ、な、なんで、
そ、そんな…( ̄□ ̄;)
「綺麗だよ♥️」
翔くん……
「な!そんな、き、綺麗なわけないじゃん!そんなとこ!」
「『そんなとこ』とか言うなよ〜俺、これから舐めるのにさ♪」
えっ!?
な、舐める…?…舐めるって
追い付かない俺の思考は置き去りに、
翔くんは、更に両膝を広げて、
俺の蕾にキスをした