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夜空に煌めく星たちよ【気象系BL】

第21章 幼馴染の君と僕【M×N】




潤がアメリカに引っ越す前日。
潤たちの家族がうちに泊まった。

俺の部屋に布団を並べて横になったその時…

潤が、とんでもないことを言ったんだ。

『和、また会える約束に、キス、しようよ』


あり得ないって思った。
男同士で、そんな事、って…
だって俺、潤の事、そんな風に…


気が付いたら、唇を重ねてた。

何でそうなったのか?
後になってどんなに思い返しても分かんなかった。

ただ、潤の唇の温かさだけが、ずっとリアルにいつまでも胸の中にあって…


「俺、初めてだったからさ…」
「何が~?」

わざと分からない振りをした。

あれは、俺たちにとって何でもない事だったと、そういう事にしないと…そうしなしと…

「初めてだったんだ…キス…和は違うのかよ…」
「俺だってそうだよ!!」

あ…何言ってんだよ…俺…



「あの続き、シよっか❤」

潤が言う。あの日とは違う、男っぽい声で。

「つ、続きって…?」
「決まってるだろ…セックス♪」

「セッ、セッ、セックス~?」

潤の手が、慌てて俺の口を塞いだ。


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