第20章 願い叶うなら【O×M】
「…潤…可愛いよ…」
「…んあっ…大野さん…もう、俺…」
「一緒に、イこ❤…俺も、もうヤバいし…」
両腿を抱え込んで潤の孔を穿つ。
ローションが泡立ち、クチュクチュという卑猥な音が、俺たちを煽る。
「潤…イクよ?…ああぁ、潤…あっ…出る///」
「あああ、俺も、イクッ……大野さん…えっ?」
………ヤバい…マジで気持ちイイ…
きっと、恍惚としたエロい表情で俺を見てるんだろうと思って、潤を見ると、彼は頬を膨らませ俺を睨んでた。
「えっ?何?ど~した?」
「どうして!」
「どっ、どうして?」
「何でそのまま中にくれなかったの?」
……中に…って。
確かに。
射精のその瞬間、俺は潤から出て、彼の腹に向けて熱を放った。
だって、生でシタしさ…
「中に出したら、お腹が…」
「…もう〜…今日は、欲しかったのに!」
欲しかった…って、何だよ、その可愛い我儘…
潤を翔くんから預かって、もう直ぐ6年になる。
俺たち嵐は、コンサートもだんだん大きな会場で出来るようになり、遂に国立競技場で出来ることにもなっていた。