第1章 仰せのままに…【S×M】
そこまで途中記憶が少し飛んだけど、翔くんがお風呂に入ってる間に、キッチンで洗い物を済ませると、ちょうど翔くんが頭をガシガシしながら出てきた
え…上裸…
「松潤、着替え、俺のでいいよな~
…ってお前、何で後ろ向いてんだよ?」
咄嗟に背中を向けてしまった
彼氏の裸を初めて見た女子かよ!?
って。
そう翔くんに揶揄われるって思ってたら、翔くんは不意に、俺の背中から抱き締めてきて、
「潤のそういうとこ、マジ、たまんね~♡♡」
と言った
しかも、耳元で。
囁くように…
それに……
『潤』って…
松潤じゃなくて、潤って///そう呼んだ…
ドキドキする胸の音を聞かれそうで、
「俺、風呂入って来る!!」
そう翔くんから逃げ出した
「おお、いってらっしゃ~い…着替え出しといたよ!」
ああああ、もう//////
どうしよう~(≧▽≦)俺…
翔くんの一挙手一投足にいちいちドキドキしちゃって…
この調子で、夜…
翔くんと、あんなことや、こんなこと…
ちゃんと出来るんだろうか~?
湯船に浸かって、目を閉じた
…ああ、いい気持だ…
身体も隅々まで洗ったし、
あ、あ、あっ…あそこも、しっかりと洗った
後は、この身体を、大好きで堪らない人に、捧げるだけ…
流石に、セックスを知らない訳じゃない
でも…
こっちの方は、もちろん初めて…な訳で…
『俺に任せろ』と言われても…
不安は無くなる訳じゃないし、それに…
それにやっぱ、正直、少し…怖い
「松潤~、背中流そうか~?」
「えっ!?いいって、もう洗ったから…直ぐ出るよ!」
びっくりして、溺れるとこだったよ、マジで。