第109章 信じる想い。
★紫原敦★
結局来ちゃったじゃん・・・
と赤ちんがいつも居たこの場所に
紫原「居ないじゃん・・・仕方なく来てあげたのにぃ」
でも、この大きな木の下だけ、雪が全然積もってない
ついさっきまで誰かがここに座ってたんだ
紫原「・・・・・」
やっぱりここに来てたんだ
なんで今は居ないの?
今度はどこ行ちゃったわけ?
もう、俺寒いし疲れたしお腹空いたし・・・
本当めんどくさい女だよねって
なのに何で俺はこんなにも振り回されてんだろ
別にじゃなくたっていいのに
いいはずなのに
何でこんなにも
じゃなきゃダメだって思っちゃうんだろぉ
の行きそうな所なんてもう浮かばない
俺、の事全然知らない
だから行きそうなとこなんて全然わかんないし
けど・・・・・
もしかしたらの行く場所って・・・
たった一つだけ思い浮かぶ場所
けど、そこに本当に行くのかな?
でも、行ってみなくちゃわかんないよね・・・
そこに向かう為に俺は又、歩き出した