第106章 出会い。
「何?」
「君が聞こえる声や音・・・もっと俺に教えてくれないか?」
「へ?・・・別にいいけど・・・」
何でそんなものに興味があるのかよくわからなかったけど、知りたいと思ってるんだから、教えてあげようと思った
「じゃあ、さっきいた公園に次の日曜、昼の1時に待ってる」
「えっ?うん・・・わかった!あっ、お名前聞いていい?私は相田!!」
「相田さんだね」
「でいいよ」^^
「そうか。じゃあ」
「うん!」
彼は私をと呼んでくれた
自分からお願いしたから呼んでくれて当たり前だけど、このとき・・・・少し嬉しかった
「俺は・・「こんな所にいらしたのですか!?奥様が心配してらっしゃいますのでお戻りください」
「ごめん、!俺戻らないと・・・次の日曜、楽しみにしてるよ」
「わかった!じゃあね!ばいばーい」^^
彼は笑って手を振って帰った
迎えに来てたのはビシッとスーツを着こなしたおじさんで、凄く高級な車に乗っていた
あの男の子はきっとお金持ちなんだろうなと子どもながらに思った