第105章 傍に。
★黒子テツヤ★
さん・・・・どこに行ってしまったんでしょう
姿が見当たらない・・・・
試合も終わって、お客さんたちも会場から出てきていた
これじゃ益々わかりづらくなっちゃいますね・・・・
「テツっ!!」
僕は突然名前を呼ばれて振り返った
黒子「青峰君!」
そこには、肩を上下に揺らしながら息を切らした青峰君の姿があった
黒子「もしかして、青峰君もさんのこと探してるんですか?」
青峰「あ?あぁ・・・まぁ・・・お前も探してんのか?」
黒子「はい・・・でも見つからなくて」
青峰「くそっ!あいつどこ行きやがったんだよ」
黒子「心配そうですね」
青峰「ばっ!そんなんじゃ・・・・・ねーよ・・・」
黒子「目そらしましたよ」
青峰「!」
青峰君は、嘘をつくと目を逸らす
青峰「うるせぇ・・・」
黒子「僕は向こうの方をもう少し探してみます」
青峰「ああ、おれもあっち探してくるわ。居たら連絡しろよ」
黒子「青峰君も」
そして僕たちは別々の方向に別れた
さん・・・何も無ければいいですが・・・
嫌な予感がする