第105章 傍に。
★灰崎祥吾★
中学の頃赤司は俺に言った
「バスケ部を辞めろ、これは命令だ。お前は黄瀬には勝てない。近い将来スタメンの座を奪われるだろう。そうなればプライドの高いお前は結局いなくなる。」
くそっ
結局、赤司の言う通りだったってのかよ・・・
リョータ、テメェは強かったよ・・・
けどあいにく俺はバスケになんて興味ねぇからさ
気にくわねぇお前の事、ぶっ潰してやるよ
灰崎「あん?」
そうだなぁ・・・
お前をぶっ潰す前に・・・
リョータぁ、お前の大好きなちゃんは俺が先に頂いてやるよ
それを知ったらお前はどんな顔すんだろーな
又俺の前で這いつくばってくれよ
灰崎「あれぇ、ちゃんじゃん!こんなとこで何してんの?」
「!?・・・あなた・・・」
灰崎「一人なの?じゃあ、俺と今からデートしようぜ」
「結構です」
灰崎「そんな硬いこと言わないでさー!結構楽しいと思うぜ?」
「貴方と楽しめる事なんてありませんから」
へぇ・・・結構気の強い女なんだな
けど、そんなのどうだっていいんだよ
俺はリョータがどっぷりなこの女をあいつから奪っちまいたいだけだからな
灰崎「いいじゃん、行こーぜ」