第104章 負けないで。
★黄瀬涼太★
いよいよヤバイっスね・・・・
今までコピーしてきた技のストックも尽きてきた・・・・
それに、ここまで来て・・・・くそっ
足が痛くてジンジンする
点差はどんどん開いてく
このままじゃ・・・
約束したのに、勝つって
準決勝で試合するって
にも見ててって言ったのに・・・
俺どんだけカッコ悪いんスか・・・・・
灰崎「そーいや前もそーやってはいつくばってたなぁリョータ。そーだそーだしかも女も取っちまったんだっけ?みじめだなぁつくづく!まーヤったらすぐ捨てちまったけど!はははははは」
俺は祥吾君にいつも勝つことができなかった
そうだ、いつも負けるとこうして這いつくばってた
俺はこの試合も・・・・
黒子「信じてますから・・・!黄瀬君!!」
黄瀬「黒子っち・・・」
会場に黒子っちの大きな声が響いた
それに驚いてたら、別の場所からもう一つの声が響いた
「頑張れぇーーーー!!涼太ぁああ!!」
黄瀬「・・・・」
笠松「アイツ・・・」
本当俺って情けない
黒子っちが信じてくれてたのに
が応援してくれてたのに
俺はまだまだやれるじゃないっスか!!
黄瀬「・・・勝つ前に言っとくけど祥吾君さぁ・・・勘違いしてるよ。あの子のこととか、勝手につきまとって彼女名乗られてうんざりしてたんスよ正直・・・俺が本気で惚れた女はただ一人だけなんでっ!!見た目だけで群がってくるバカ女のうち一人とったくらいで調子乗ってんじゃねーよ」
灰崎「あ゛?」
、黒子っち、ありがとう
俺、この試合絶対勝つっスから!!