第103章 これっきり。
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大我は私の手を少し強く握った
「氷室さんとちゃんと仲直りできるか心配?」
火神「まぁ・・・向こうがやめたいって言ったわけだし・・・」
私は、2日前に氷室さんに聞いたことを思い出していた
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氷室「じゃあ、また試合会場で」
「・・・・・あの!氷室さん!!」
氷室「ん?俺と離れるのが淋しくなっちゃったかな?」
「へっ!?あっ・・・・」
氷室「冗談だよ^^どうしたの?」
「あの!大我と兄弟をやめたいって・・・本気ですか?」
氷室「ああ・・・・本気だよ」
「どうしてもやめなきゃダメなんですか?大我は氷室さんの事を、本当の兄のように慕ってるんじゃ・・・」
氷室「だからだよ・・・だから俺は、タイガと兄弟をやめたいんだ」
「本気でやり合えないからですか?」
氷室「簡単に言えばそうかな」
「じゃあ本気でやり合えたら、兄弟に戻れるってことですよね!」
氷室「それはどうかな・・・」
「氷室さんと大我なら大丈夫ですよ!氷室さんに話聞けて良かったです!おやすみなさい」^^
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「あっちにいるよ!!ほら、大きく深呼吸して!」