第103章 これっきり。
★火神大我★
結局俺たちは・・・勝っても負けても兄弟を止める
もう、あいつは俺の兄貴じゃ・・・・
「大我!!」
火神「。何だよ」
「大我さ、本当に氷室さんと兄弟やめるの?」
火神「しょーがねーだろ!そーゆー約束だったんだからよ」
黒子「揃いも揃って・・・アホですか」
火神「あ゛あ゛!?てか、黒子!?いつの間に!!」
黒子「さんの隣にずっといましたけど」ムスッ
「大我、後ろ向いて」
火神「はっ!?何でだよ」
「いいから!」
黒子「火神君早くしてください」
火神「わーったよ!」
何なんだよこいつら
俺はに背を向けた
―チャラッ―
鎖の擦れる音と首にひんやりと心地いい冷たさが触れた
俺は自分の首元に目を下ろした
火神「!!これっ・・・・」
「氷室さんもね、大我の事大事なんだよ?」
火神「タツヤが・・・」
「うん。だから、本当に兄弟やめなきゃダメなの?」
黒子「兄弟であることと、ライバルであること その両方であり続けることは、そんな難しいことですか?」
「大我!!氷室さん、表に行ったよ」
火神「、お前も付いてきてくんねーか」
黒子「ヘタレですね」
火神「ウルセー!!」
「んじゃあ、ヘタレさん!一緒に行きましょうか」
火神「違うっつってんだろ!!」
俺はの手を引いて歩き出した
「テツ君、ちょっと行ってきます」^^
黒子「はい、くれぐれもオオカミには気を付けて下さい」
火神「誰がオオカミだよっ!!」
「オオカミなの?」
火神「・・・・・」
黒子の奴、変なこと言いやがって!!
けど、俺はタツヤと兄弟・・・・続けたいんだ
タツヤは、続けてくれるのか!?
少しだけ不安で、の手をさっきよりも強く握った