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いつも眠いのはキミのせい。

第103章 これっきり。


★★



敦がどんな顔をしてるのかなんて敦の声を聞いただけでわかる・・・・


「敦・・・・・」

日向「同情なんかするなよ」

「うん・・・」

日向「あいつらの分も、俺たちが勝ち進むんだ」

「そう・・・だよね」



敦はタオルで顔を隠したままコートを去っていった

氷室さんはこちらを見て、複雑そうな顔をして笑った

勝ったのは誠凛

氷室さんは、私の事を諦める

大我に本気を出させるための嘘だったのかもしれないって試合中思った

けど、氷室さんは本当に私の事を・・・・・?



リコ「喜ぶのはひとまず後にして、次が待ってるから出るわよ!!」



私たちと入れ替わりでコートにやって来たのは海常の皆さん



日向「勝つこと祈ってるんで」

笠松「ああ、俺らもすぐ行くよそこへ」

「・・・・・」

笠松「・・・・・」




笠松さんと目が合ったけど、お互い何を話すわけでもなく目を逸らした

きっと大丈夫だと思わせてくれる

凄く頼れる人

涼太も笠松さんに続けてやってきた




黒子「準決勝で待ってます」

黄瀬「モチロンっスよ」

「涼太っ!!」



私はつい、呼び止めてしまった

涼太は足を止めてこちらに振り返った



黄瀬「大丈夫っスよ!だからそんな心配そうな顔しないで?」



涼太は又苦笑い・・・

もしかしたら、こんな顔をさせているのは私なのかもしれない



「無理しないでね?」

黄瀬「了解っス」^^



涼太は・・・・笠松さんとは逆で、とても心配な人



火神「行くぞ」

「あ、うん」



私は涼太に背を向けて大我の元へ走った

涼太・・・頑張って
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